原案 小林立先生、漫画 めきめき先生の怜-Toki-1巻を読みました。

咲シリーズの新たなスピンオフ!
今作はタイトルを見ても分かるとおり千里山女子の園城寺怜が主人公。小学生時代から話が始まって、ずいぶん前に戻ったなぁと一瞬思ったけど、そういえば阿知賀編も小学生編から始まってたっけ。


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『怜-Toki-1巻』表紙
©小林立・めきめき/スクウェア・エニックス

こちらがデフォルトのカバー。
怜が持っている"西"は、竜華と初めて麻雀をして8900点を和了ったときの和了り牌。怜にとっては印象深い牌かもしれない。ただ、このときは竜華が差し込んだ(わざと振り込んだ)のと、竜華のカンによって裏ドラが乗ったおかげもあるので、それを知っている読者の視点から見るとちょっと複雑な心境。


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『怜-Toki-1巻』メロンブックス購入特典カバー付
©小林立・めきめき/スクウェア・エニックス 

こちらがブックカバー付け替えたバージョン。
なんか雰囲気違うなーと思ってたけど、デフォルトのほうが小学生時代で、メロンブックス特典のほうは高校生だ!ということに読んでからやっと気づきました。制服見て分かれという…。こっちの方が好みでずっと付け替えたままにしてます。

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【麻雀の楽しさを知っていく怜】
竜華と出会って、友達になって、そして一緒に麻雀をして…
当たり前の話だけど、怜にも麻雀を始めたばかりの頃があったんですよね。それが小学5年生の頃。点数計算もままならないし、表情でテンパイ気配も丸わかり。そんな、まだ覚えたての麻雀をしている様子が、とても新鮮で可愛かった!

ここが怜の(麻雀の)スタート地点なんだなと。
野上さんとの勝負のために特訓する様子を見ていると、点棒を立てている場面があったりして、思わずふふってなった。この巻で描写されているいろいろなことが、怜の今につながっている。そう考えると阿知賀編やら16巻やら怜の活躍する話を読み返したくなってくる。

自分のことを「からっぽだった」という怜にとって、竜華と友達になったことや、麻雀で8900点の手をあがったことは、すごく嬉しいことだったんだろうなと。野上さんとの勝負でもっと点数の高い倍満を"自分の力で"あがったことで、麻雀への想いは確固たるものになった。麻雀の楽しさを完全に知ってしまった。

ただ、竜華との付き合いは"お互いを大切な人にしない"という条件付きの不安定なもので、早速、1巻末で何やら不穏な展開になってきた…。高校生になった2人の仲良い姿を見ているから安心していられるけど、どうなるのかは気になるところですね。


【竜華を賭けた麻雀勝負】
負けたほうが竜華との友達をやめる、という野上さんと怜の麻雀勝負。
もちろん2人じゃ麻雀できないので、そこに野上さんの友達の進士あゆみと、竜華が加わって4人。竜華が勝った場合は"友達をやめる"のをやめる、という条件が追加。竜華は怜と特訓をしたり、怜に勝ってほしいと思っているみたいだけど、野上さんと友達をやめるのは別に構わないんだろうか…。余計なこと考えすぎかな。

何にしても賭けられた竜華にとってつらい勝負だった。
怜が勝てるように動いたりしたら、逆に怜を傷つけることになってしまうかもしれない。おばあちゃんに言われたことが引っかかって、ただ怜を見守るだけになってる。自分が勝つという手もあるけど、できれば怜に勝ってほしいんですよね。そのために自分があがるわけにもいかず、変な麻雀の打ち方になっているのが悲しい。

でも本当はこの中で竜華が一番強い。
怜が麻雀を楽しんでくれて、竜華が楽しいと怜も楽しいと分かってから、"自分もあがって良いんだ"と分かってから人が変わったようにあがりを連発!しかもめっちゃ良い笑顔!天使が降臨したかと思った。いや完全に天使だった。強いわぁ……しかもこれで小学5年生なんて!!

怜と野上さんの対決以外にもいろいろ見どころのある面白い試合だった。
麻雀部が見に来ていたこともそうだし、竜華の本気が見られるとも思ってなかった。怜が試合中に夢を見たときはおいおい大丈夫かと思ったけど、その夢のおかげもあって、野上さん&進士さんとも仲良くなれたみたいで良かった。やっぱり、心の距離が縮まって、お互い名前を呼ぶようになるって展開いいですね。

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怜と竜華が麻雀部に誘われたところで続く。
やっぱり麻雀部に所属して大会出場といった感じの展開になってくのかな。

めきめき先生の絵も可愛くて良い。
キャラの表情だと笑顔が好きなので、笑顔を可愛く描ける作家さんは大好きです。加えて、暗い表情も素敵に描かれているし、赤面の描き方も好き。

野上さん気に入ったんだけど、今後も出てくるのかな。
ポニテにするとすごく可愛い。試合途中で髪型を変える……彼女は彼女なりにこの試合に懸ける想いがあるということが伝わってくる良いシーンだった。204ページ、両手を合わせて席に座っている姿とかすごく絵になる。美しい。また麻雀してるところを見たいです。

ではではまた次巻の感想で。



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