まんがタイムきららミラク2017年5月号から連続掲載中(ゲスト)の

セキバラさんの『甘雲ダイアリー』

の感想です。
 先月号からのゲスト、連続掲載の2話目です。優しく心温まるストーリーと、ちょっと不思議な女の子と、読んでいて楽しいひとコマひとコマの描き方が好き。キャラの動きや背景などどれ一つとっても何か魅かれるものがあります。ゲストで終わってほしくない~!

 本が好きな見た感じふつうの女の子・優汐(ゆう)が、雨の日に、不思議な女の子と出会うところから話は始まります。不思議な女の子の名前は、はるの、というらしい。このコは雨が降り出したり、止んだりするのが分かるらしく、しかも雨と友達だから分かるという……とっても不思議なコ。童謡「あめふり」を口癖のように口ずさみ、雨の降っている間とっても楽しそうな表情を見ると、雨と友達というのもなんだか納得。
 1話では優汐がはるのに、素敵な雨と桜の風景を教えてあげる。そのお返しとばかりに、2話でははるのが優汐を突然の雷雨から守ってあげる。たった2回会っただけど、もう二人の間には壁はなくなってて、雨がそのきっかけになったというのが素敵。優汐は雨が嫌いだけど、はるのと一緒にいると楽しい時間に変わる。それを表しているような「甘雲」という絶妙なタイトルも好き。

 デフォルメとかも可愛くて、1コマ1コマが見てて楽しい! ミラク5月号の100ページ左3コマ目、6月号の183ページ右4コマ目(画像-1参照)みたいな、1コマにたくさんアイテムが詰め込まれてる絵が好きなんですが、この作品、キャラ以外のこうしたアイテムの使い方が面白くて良いですね。ミラク6月号178ページのドクロとか、179ページの犬が、優汐と同じリボンを付けているのとか芸が細かい…!(画像-2参照)
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画像-1
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画像-2
『まんがタイムきららミラク2017年6月号』(芳文社, 2017)
セキバラ「甘雲ダイアリー」2話
183ページ(画像-1)および178ページ(画像-2)より

 優汐はついつい怖い想像をしちゃったりして、白目になっていることもあるけれど、ころころと変わる表情や動きがとても可愛い。はるのは笑顔でいることが多くて、いつも楽しそうで可愛い。ようするに二人ともとても可愛い! はるのは、雷に怯える優汐を家まで連れてってお風呂にも入れてくれたり、意外としっかりしているところもあってびっくりしました。
 そんな女の子の可愛さ、絵的な面白さ、ストーリーの優しさが合いまった素敵な作品なので、是非とも続きが読みたいです。ミラクはいつからか「ゲスト」ではなく「連続掲載」という言葉を使うようになりましたが、ふつう3回くらいゲストやりますよね? 次回ありますよね?? 2話の最後、はるのは本当は別のことを言いたかったのに、優汐のゲーム下手を使ってごまかした感じがあったので、きっとこれは再会するフラグ…!

 作品の性質上、雨が降るシーンが多いです。雨空や夜空の描き方も印象的でした(画像-3, 画像-4)。自分が漫画読むときって、まっさきに魅かれるのがキャラの可愛さなんですが、好きになって何度も読むと、こういう細かいところにより目が行ってしまします。
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画像-3
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画像-4
『まんがタイムきららミラク2017年5月号』(芳文社, 2017)
セキバラ「甘雲ダイアリー」1話
102ページ(画像-3)および106ページ(画像-4)より

 お話やキャラの続きをもっと見たい! という気持ちもあるし、この人の漫画をもっと読みたい! という気持ちも大きいです。本当に細部に至るまで魅かれるものがある。最初に書いたように、ゲストにしておくのがもったいないなぁと。
 あとそうですね、1話も2話もモノクロだったのでカラーを見てみたいですね! 4コマではあるものの、4コマ分使った大きな絵やコマ枠を取っ払って絵を見せたりもしている方なので、カラーだとどういう風に描かれるんだろうという興味が。

 そんなわけで、以上『甘雲ダイアリー』1話&2話の感想でした。

 ミラク6月号のほかの作品の感想はまたあとで書きます。


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