『しましまライオン』
『うらら迷路帖』
『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』
『mono』
『甘雲ダイアリー』
『小学生もゆるくない。』

 以上、6作品の感想です。
しましまライオン / はなこ
 久しぶりのしましまライオン。6ページしかないけども面白かった。もうすぐ試験ということで、えりなの部屋に集まっての勉強会。えりなが肉まん1個で教えてくれる、というところに、えりなの可愛さを感じる。えりなってば、このコたちの中でも人間界になじんでちゃんとやってる印象だけど、勉強もしっかりやってるみたいね。
 いおんはあんまりちゃんとやってないみたいだったけど、本番には強いタイプだった! 見えないところでひっそり猛勉強……してるわけでもなさそうだから、元々の出来が良いとしか。腐っても百獣の王というか、人間になっても、さすがライオンというべきかしら。
 ライオンだった頃の夢を見てましたね。こういうのが入ってくるのがこの作品の大好きなところ。

***

うらら迷路帖 / はりかも
 鬼モードの時江さんがかっこよかった~! この目つき! 時江さんのもう一つの顔というか、本性というか、目を見開いた時江さんも好きです。だいたい、普段からニッコリしてるような人って中に何か隠してるんですよね…。時江さんが内に秘める鬼の厳しさ、紺と臣が冷静に見てる一方で、千矢やノノたちの怯えっぷりが面白かった。
 夜。千矢が時江さんに何かききたいことがある……というところで引き。1巻・2巻で4人の成長を描き、3巻で試験と新たな仲間、4巻でたっぷりと九番占編を描いてきたけども、さて5巻は…? 千矢と時江さんの話を早く聞きたいですね。これだけ意味深に引っ張って何もないわけありませんよね???


ビビッド・モンスターズ・クロニクル / キキ
 キャロたんが突然意味不明なことを喋りはじめたのに笑った。キーボードに猫が載っちゃったのね。これがちょっと前にTLで見かけたニャンサムウェア…
 ボンちゃんのお姉ちゃんのことね、たまーに話に出てくるんだけど、進む気配ないですね。作品が終わりを迎える頃まで取っておくつもりのネタなのか、なんなのか。それはそうと、最初はお姉ちゃんを探すためにビビモンを始めたボンちゃんにも、今はキャロライン親衛隊を大きくするとか、GvGでぶいぶいいわすとか、新しい目標が出来たのが何より! まだまだ続いてほしいなぁビビモン。
 なんか次号キキ先生の新作が載るらしいですね。ビビモンとは別の。連載中に別の読切作品を載せるってあまりないパターンでは? ほかに誰かいたかな。未だに前作のこともたまに思い出すし、キキ先生の新作すごく読みたい! ビビモンが終わるわけでもない! としたらなんと嬉しいことか…


mono / あfろ
 あfろ先生の新作、今月より連載開始! 漫画家さんと担当さんのやりとりから始まったところで、こういう描写を読むと、ついつい作者さん自身のことと重ねちゃいます。あfろ先生、フォワードでストーリー漫画連載してて、連載しながら4コマでも連載が始まるわけで。あfろ先生は4コマの連載経験もあるけど、オチを広告にできたらみたいな辺りは本人も思ったことがあったりするのかなーとかなんとか。
 猫にカメラつけて歩かせるの、楽しそう。帰ってこないのは問題だけども…! たいしょーの名前の由来がはっきりしてないネタとか、個人的に面白いと思ったところでした。なんでこういうのって、いつの間にか由来が増えてたりするんでしょうね。
 まだ2話目で、キャラの名前も覚えてないのが悔しいんだけど、1つ言えることは1話がめちゃくちゃ面白かったということ。連載楽しみです。


甘雲ダイアリー / セキバラ (ゲスト)
 ゲスト3話目。3話目があって良かった~!とっても楽しみにしてたけど、連続掲載は今回で終了。1話・2話で惚れて、とても好きになったので、連載あるいは再ゲストしてほしい…お願いします……!
 雨の日に会う不思議な少女、はるのちゃんと、またまた再会。前回は、雨に濡れた優汐をはるのが自分の家に雨宿りさせてくれたけれど、連絡先は聞かなかったんですよね。家の場所は分かってても突然押しかけるわけにはいかない…。とはいえ、何度も会うコたちだから、また会うのはある意味必然だった。
 はるのが「雨と友達」だというのにはちょっとした理由があって、そこから、優汐ともお友達、純霞や小雪とも…というところにつながってくるのが良かった。相変わらずデフォルメが可愛い。そしてその使い方が楽しい。純霞ちゃんいいキャラしてますね。キャラ名はひょっとすると四季をイメージしていたりして…? もっと続き読みたいなぁ。


小学生もゆるくない。 / 村上メイシ
 なんか大事になってきましたね!? 怪しい物売りの正体は未来人で、世界の崩壊を防ぐためにやってきた……ってここだけ見たら完全に別漫画ですね。ローリエが天使だったっていうのもびっくりした。
 「世界の崩壊が始まる」と言ったところがポイントで、「滅ぼす」よりは不可抗力みたいな感じに聞こえるので、意図して世界を滅ぼそうとするんじゃなく、ちょっとした事故みたいなアレで、ついうっかり滅んじゃったみたいな(?)感じになってるのかな。15年後の世界では…
 それはそうと世界の崩壊が絡んで来たことで、すごく読むモチベーションが上がったというか、「こういうのを待ってたんだよ!」と。いよいよゆるくなくなってきた~! ここからどう続くのか、楽しみですね。

***

 以上まんがタイムきららミラク2017年7月号の感想でした。

 読んでいる作品がまた少なくなってきたので、新連載やゲストもうちょっとちゃんと読まないとね。毎月360円払っているのをもったいないとは思わないけど、読まなかった作品の中に良い作品が眠ってたらもったいないもんね。



にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
にほんブログ村