『ネコじまにゃんだフル』
『まちカドまぞく』
『花降り宿のやどかり乙女』
『アニマエール!』
『ゆず35歳@中学生やってます』
『恋する小惑星』

 以上、6作品の感想です。



***今回のピックアップ***

ネコじまにゃんだフル / 御北きぬ

 良い話でしたね。今までで一番良い話だった。大雨の中、シロを一人家に残して、寧々子はクロを探しに行く。クロもシロも雷がかなり苦手らしい。そんな二人を心配する寧々子の気持ちが、行動を通じてクロに伝わるっていうのが良かった。

 この日の授業中寧々子がクロにあれこれ構って、クロは猫パンチをお見舞いして飛び出して行ったということがあったから、寧々子が迎えに来たときクロはまだ意地を張ってたけど、寧々子がシロを心配しているのを聞いて、クロにも寧々子の本心が伝わったんだろうなと。クロはシロとはふつうに仲が良い。最初は、飛び出して行ったクロを、先生が連れ戻しに来たと思ったかもしれない。でも違くて、雷を怖がっていたシロを心配している、それと同じ気持ちでクロを助けに来たんだと、クロにとってより身近なシロを想う気持ちを介して伝わったんだろうなと思った。

 背中にいるクロに寧々子の気持ちが伝わるところ(P96左3)、そのあと無道さんも支えてくれて3人で帰る背中(P96左4)、帰って早々倒れてしまった寧々子を心配するクロとシロの会話(P98右4)とかほんと良い…! 良い描写だった。ちょっとクロとの距離が縮まったか……大事な大事な第一歩ですね。

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まちカドまぞく / 伊藤いづも

 千代田桜の手がかりを探すために、シャミ子がシャミ子自身の無意識世界に潜る。ごせんぞの説明分かりやすかった! なるほど記憶とか、夢とか、なるほどね。いやな思い出によってノイズが発生、数日寝込むことになるかと思われたけど、まさかの桜さんのお助けで(!)ピンチを脱出。

 桜さん、桃のお姉ちゃん出てきたけど…! あくまでもここはシャミ子の精神世界だから、本体はどこか別のところにいるんですよね。ちょっとシャミ子の力を借りて、姿形も綺麗に具体化してみせたけど、それにしてもどうやってここに? シャミ子がこんなことしているって知らないと、出てきようがないのでは??

 とはいえすっごく話が進んだような。次回はどんなお話が桜さんから聞けるのかな。桃もいろいろ聞きたいだろうにここにいないのがなんとも。


花降り宿のやどかり乙女 / 大堀ユタカ

 今回はみんなの「夢」の話だった。夢といっても寝ている間に見る夢ではなく(それは先月)。六花の夢は、ここで修行して実家の旅館を立て直すこと。結構前向きな夢ですよね。雪はどうなんだろう。前向きに、九条屋を継ぎたいって考えてるのかな? 料理人や漁師は、向いてるかどうかはともかく、そこでもやっぱり無表情だったのが面白かった。


アニマエール! / 卯花つかさ

 有馬さんが虎徹ちゃんを持ち上げるのが良かった。虎徹ちゃんが別に太ってないって、それを示すための「ほら」だけど、こういうことを軽々とやってのけるのカッコいい!って思うし、持ち上げられたほうが、ちょっと照れ照れしてしまうのも良いシチュエーション。

 こはねの高所恐怖症、そういうワケだったのね。恐怖症になっちゃったことは仕方ないけど、こはねの中には飛びたい気持ちもあって、みんなとならそれも叶えられるかもって、思わせるところが良かった! こういうところでも、こはねはチアガールになるべく生まれてきたような、運命だなぁ。


ゆず35歳@中学生やってます / がおう (ゲスト)

 これは面白い!! タイトルどおり、35歳のおばさんが中学生になってしまった、という話。中学生になった経緯が面白すぎた。ロリコン理事長の盛大な見間違い!バレなければ大丈夫!いや絶対バレるって(笑)

 絵はすごく可愛いんですよね。こんな可愛い35歳がいるかー! とロリコン理事長が見間違うのもまぁ分からんでもない。バレないように生活するっていうのが面白さにどうつながるか。ロリBBAは好きなので、期待したい。


恋する小惑星 / Quro

 望遠鏡が高い(値段)ということはなんかの漫画だか小説だかで読んで知っていた。それを知らない桜先輩の「買えばいいじゃない」という一言に、マリリン先輩が目をきらきらさせて反応したのが可愛かった…! そのあと「ぷー」ってふくれてるところも

 今回は天文班が前に立って、星の観察。北斗七星をBig Dipperっていうのは初めて知った…! うしかい座がBootesというのもなんだか気になったので調べてみたら、どうやらギリシャ語にまで遡るらしかった。あおたちは、小惑星を見つけて名前を付けられるか。50万個も発見されてると言われるともう残ってないのでは!?と素人的には思っちゃいます。

 地質班のイノと桜先輩が楽しんでいたのが良かった。「見えた~!」って自分もあの場に居たら同じことになると思う、きっと。前回と今回、この作品がどんな作品なのかという、良さが凝縮されていてとても面白かったです…!


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 『まちカドまぞく』が怒涛の展開ですね。『ネコじまにゃんだフル』と『恋する小惑星』がお気に入り。『ブレンド・S』アニメ化情報もいろいろ出てきましたが、キャラデザがごちうさの奥田さんで、そっくりそのままな雰囲気なのが自分的に気になるところ。動きと声がつけばなくなる程度の違和感だとは思うけども。

 次号は『ぱわーおぶすまいる。』のウロ先生が新連載! おかえりなさーい!