アニメを見て感想を書くと、少なからずキャストについて触れることになる。あの声優さんのどこどこの演技が良かったとか、可愛かったとか、声がキャラに合っているだとか。私は声優さんが好き。アニメを見てても声優さんのことばっかり気にしている。しかしその割に、ブログやツイッターで声優さんについて書くのがなかなか難しい。

 何が難しいのかというと、「声優さんの声そのもの」に対して感想を書くのが難しい。声優さんに対して何か書くとすると、必然的に、その人が出演したアニメやゲームなど作品を通して語ることになる。しかしそれとは別に、人間なのだから作品に関係なく声を出しているわけで、アニメを見たりアニラジを聴いたりしていると「この人の声が好きだな」と思う瞬間が多々ある。そういう瞬間があるからアニメを見たり、アニラジを聴いたりする。そして願わくば、自分を惹きつけるその声について、作品や演技に関係なく感想を言いたい。

 例えば、自分は豊崎愛生さんの声が好き。毎週木曜日、超A&G+で放送中の「豊崎愛生のおかえりらじお」で聴くその声にとても癒される。しかし豊崎さんの声に対しての感想として「癒される」は適当ではない。癒される声なんていっぱいある。花守ゆみりさんの声にも癒されるし、茅野愛衣さんの声にも癒されるし、極論、自分が好きな人の声というのは全部癒されるといっても過言ではないと思う。いやそういうことじゃなくて。

 赤﨑千夏さんの声が好き、加隈亜衣さんの声が好き、高森奈津美さんの声が好き、山岡ゆりさんの声が好き。演技も好きだけど、声がそもそも好き。赤﨑さんはラジオ(煌うたわれるものらじお、君咲学院放送部☆青春RADIO)で、メールを読むときの優しい声が好きだった。加隈さんは『学戦都市アスタリスク』みたいなカッコいい声よりも、『ゆめのロワイヤル』とか『彼女がフラグをおられたら』みたいな可愛い癒される声のほうが好き。高森さんはデレマスのみくの声がめちゃめちゃ上手くて、すごく生き生きとしてて好き。山岡さんは今まさに「ノラと皇女と野良猫ラジオ」で声聴いてるけど、地声からして可愛いし、アニメでの演技もほとんどこの声のまんまだし、なんというか山崎バニラさんや吉田有里さんの領域に片足突っ込んだようなその声質が心地いい。

 これが普段の自分の言葉で書いた感想。こんな感じでも良いけど、もっと言えることがあるはず。カレーを「辛い」、ケーキを「甘い」、新幹線を「速い」というくらい分かりやすい言葉があればいいんだけど、それがないから結局アニメでの演技やどういう瞬間の声が良かったとか、伝わるかどうか分からない例えを持ち出したりして語るしかない。もっと語彙力を増やしたい。


 声そのものに対して感想を言いたいけれど、実のところそれはかなり厳しい。声が好きなのと演技が好きなのとはまた別の話で、そのうち声だけについて触れようとしたら、それこそ音声を機械で分析して声の特徴を調べるくらいやらないとダメ。でもそれは、またそれ、なんか違う気がする。もはや感想とも言えない。

 何かその人の声質を表す的確な言葉を知っていればいいのだけど、あまり知らない。そこで演技を引き合いに出したり、誰かと誰かを足して2で割ったみたいな例えを使ってみたり、いろいろあれしてこれして誤魔化しながら感想を書く。何とか自分が感じたことが少しでも伝わっていたら幸い。

 さしあたって、もっと声優さんのことを書きたいなぁと。ツイッターで、ときどき声優さんの誕生日を祝っているので、誕生日にかこつけて何か書こうかなと思ったりした。今月は赤﨑千夏さん、阿澄佳奈さん、喜多村英梨さん、小澤亜李さんと誕生日が豊富(?)なので書き甲斐がありそう。




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