あfろ先生の『ゆるキャン△』4巻を読んだ。

 ちょうどこの辺りからフォワードを買わなくなったので、4巻は未知の領域。新鮮な気持ちで読めて楽しかったし面白かった!

 最初は4巻だけ感想書こうと思ったけど、気づいたら1巻から3巻まで読み直しちゃったので、4巻の各話感想に加えて、1~3巻の中で特に印象に残った話の感想も書くことにする。1~3巻の感想書いたことなかったし、ちょうどいい機会ということで。


第19話 野クルのクリキャン会議

 目次だと「野クルの~」って書いてあるけど、6ページの扉絵は「野クルと~」になってる。タイトル通り、クリスマスキャンプに向けての準備回。あおいちゃんが当てお肉を使ってキャンプ! 「一人4000円ずつや」と嘘をつく定番の流れから、あきちゃんの盛りまくり冒険譚も面白かった。斉藤さんがプレゼント交換やらないの?って言ってくれたところが良かった。みんなしてポカーンとしてて、そういう発想なかったみたいだけど、「斉藤さんはそういう発想が出てくる子」っていうところが良い。

 そしてもう一人、鳥羽先生が野クルの顧問として仲間に加わった。生徒だけで火を焚いてたら注意しに来てくれるの、良い先生やん、と思った。2巻の酒飲み姉ちゃんと同一人物だけど、ふだんは薄目で落ち着いた雰囲気でなんともギャップがすごい。

第20話 せっかちキャンパーとアウトドアおやつ

 おやつがとにかく美味そうだった…! スモア。軽く焼いたマシュマロをビスケットで挟んで……そんなのありか! ほんとね、この作品読んでると美味しそうなキャンプ料理が次々と出てきて、あーキャンプ行って外の空気を感じながら食べたい!って思う。

 鳥羽先生は飲むのはやすぎ。キャンプ場に早めにに着いたなでしこたちが「せっかちキャンパー」なんだろうけれども、一番のせっかちは鳥羽先生じゃないだろうか。

第21話 クリキャンはじまるよ!!

 まだあんまりクリスマスって感じの雰囲気はないけど、とっても楽しそうなキャンプ風景だった。斉藤さんからのメッセージ好き。あfろ先生のSNS芸! ちくわが走ってきて、なでしことリンちゃん二人ともスルーされるところとかも好き。ここのリンちゃんのほのぼのとした表情が良い…!

 お互いのキャンプ道具を見て「いいな~~~」って言い合ったりとか。そのやりとりがいいなぁ…! これを見てると、やっぱりリンちゃんはさすがやなって感じがする。「いいな~~~」って言ってるあおいちゃんの表情に癒された。

第22話 特別な晩ごはん

 はー美味そうだった晩ごはん! A5ランク牛のすき焼き! からのトマトすき焼きに、チーズパスタでシメ!! すごい。贅沢すぎる。こんだけ食べたら家でも十分だと思うけどキャンプ場でこのメニューとは。秘密結社ブランケットとか、サンタクレンジャーとか、あfろ先生らしいネタも光ってた。サンタレンジャーのほうがよくない?と思ったけど黙ってる。

 なでしこが可愛かった。食べ物が絡むと可愛くなるなでしこ。シメのパスタを食べるか聞かれて勢いよく返事するところとか、すごく良い表情している。ガスが切れてショックな表情も好き。あぁなでしこが可愛い! 素敵な晩飯を用意してくれたあおいちゃんも、なんというかいつもより輝いてた気がする。

第23話 12月25日

 4話にわたってのクリスマスキャンプ。その締めにふさわしい良い話だった。ごはんを食べたあと、温泉に入って、寝る前にタブレットを囲んで動画鑑賞会。いいなぁ。いいもん持ってくるなぁあきちゃん、ナイス! 四尾連湖で鳥羽先生がキャンプしてた相方が「弟」じゃなくて「妹」だった、というのはびっくり。まじでか。

 寝袋にくるまって、夜空を眺めながらの、なでしことリンちゃんのトーク。この時間が良い。良かった。今にも何かいい感じのBGMがかかって、特殊EDに突入しそうなこの素敵な雰囲気。ゆるキャンという物語のはじまりが、この二人の出会いから始まって、ここで何かが一つ終わったような。ときどき、ゆるキャンってなでしことリンちゃんの百合では?と思うことがあるよね…ガチじゃないやつだけど…ゆるだけど…この二人のこういう雰囲気良いよね、と思った。作中ベスト3に入るくらいの名シーンだった。

番外編 へやキャン△

 放課後13から放課後26まで。どれも笑えたけど、放課後24「野クル10年後」が特に好き。バイクとリンちゃんめっちゃカッコいい!! 10年後ということで、リンちゃんがあきちゃんのことを「大垣」ではなく「千明」と名前で呼ぶようになってるところがいい。あきちゃんも「しまりん」から「リン」なっとるやないか! この話もっと読んでみたい。なでしこが社長でなければ割とあってもおかしくなさそうな未来だ。


 続いて、『ゆるキャン』1~3巻読み返して印象に残ったお話の感想。

第1話 ふじさんとカップラーメン(1巻)

 リンちゃんの描き方が、なんか違和感ある。目の描き方がとくに……最初はこんなだったっけか。まぁでも、最新刊から1巻に戻ってくるとこの程度の違和感はよくあること。

 それはそれとして、すごく良い物語の始まり方だなって。リンちゃんのソロキャンプ、変な場所で寝てるなでしこ、そして二人の出会い。一緒にラーメンを食べて、、、なでしこが自分のケータイの番号を渡して分かれる。再会が約束された別れと、再会を期待させるなでしこの「今度はちゃんとキャンプやろーねっ!!」というセリフ。二人で見た富士山。ラーメンを食べるなでしこは、相変わらず美味しそうに食べるなぁというか、初めてこれを読んだときに、そこに魅かれたのを思い出した。最初に読んだときよりも、ずっと良い話に感じた。

第8話 それぞれのキャンプ、二人の景色(2巻)

 別々の場所でキャンプする二人。なでしこが夜景を撮って送って、それを受けたリンちゃんが自分も夜景を撮って送り返す。そのやりとりが好き。夜景がすっごく綺麗で…。なでしこのふとした思いつきから、二人でおんなじことをするこの一連の流れ、本当にすごい良さを感じる。二人の間で共有された時間があって、共有された景色があって、共有された想いがある。それがとっても素敵なこと。

 最初に読んだときはそこまで思わなかったけど、改めて読むと少し百合みを感じる。そういう描写は一切ないので自分が勝手に感じてるだけだけど、なんというか、そんな雰囲気ない?

第14話 みのぶカリブーまんじゅううまい(3巻)

 野クルの3人でキャンプ用品店へおでかけ。お店の中の描写がすごい! 所狭しと並べられたキャンプ道具、こう細かく描かれてるとしばらく眺めていたくなる。なでしこが見てたランプって、1巻の表紙に描いてあるのと同じやつかな?

 いろいろな道具があって、テントとか立てて置いてあって、見てるだけでワクワクしてくる。キャンプをするのも楽しいし、キャンプの準備をするのも楽しい。それを思い出させてくれる話だった。


 良い話、面白いシーン、いっぱいあるけど特に印象に残ったというとこの3つ。読み返してて思ったのはやっぱり景色が良いなということ。料理が美味しそうだなということ。キャンプ本番もだけど、それに向けてあれしようこれ持っていこうって考えるのも楽しそうだということ。

 2巻の終わりでクリスマスキャンプの話がもう出てて、それから実際にクリスマスキャンプしたのが4巻。鳥羽先生も2巻の四尾連湖キャンプですでに会っているし、なんか時間が思ったよりゆっくり流れているなと。4コマとそうじゃないやつの違いか。しかしまた、思ったよりキャンプ行きまくってるな、とも思った。こんなにいろいろなところへ行ってたのね。

 それから、アニメ化するということで、アニメになったらこのシーンはどういう感じになるだろう、みたいなことも考えずにはいられなかった。リンちゃんがテントを立てるところ(3巻の130ページ付近とか、4巻の48ページ辺りとか)、アニメだとどういうテンポで描かれるんだろうなと。なでしこのセリフを花守ゆみりさんで脳内再生してみたりもした。しかし、リンちゃん=東山奈央さんは、どうなるのかちょっとイメージできなかった。放送が楽しみ。




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