『ネコじまにゃんだフル』
『まちカドまぞく』
『恋する小惑星』
『精霊さまの難儀な日常』
『アニマエール!』
『ぽちはおまわりさん』

 今回の感想は以上6作品。


ネコじまにゃんだフル / 御北きぬ

 ウインナーをスコちゃんに食べさせてもらうミケちゃん!! それくらい自分で食べなさいよ!と言いたいところだけど、スコちゃんがミケちゃんをお世話する様子は見ててとても微笑ましくて好き(画像01)。描かれてないけど、ミケちゃんはおにぎりを食べたとき、きっとほっぺにご飯粒をつけてスコちゃんにふきふきしてもらったはずだ……(妄想)

 スコミケは仲良くて、クロが寧々子に甘えだすと、必然的にぼっちになってしまうシロ。でも今回は、結構シロも甘えていたような。この間もあってけど、しっぽバタバタさせて気持ちが伝わるのすごく良い…! おまけにこの表情(画像02)

 ところでミケちゃんが言おうとした「あの子」とは…?

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まんがタイムきららキャラット2017年12月号
御北きぬ『ネコじまにゃんだフル』より

まちカドまぞく / 伊藤いづも

 リコさ~ん! こうやって何かにつけてリコさん(と店長)の出てくる機会があるのは嬉しい。リコさん大好き…! 今回は桃を喜ばせるお弁当を作るため、シャミ子がアドバイスを求めてやってきた。「体がほてるやつ」とか、「笑いが止まらへんようになるキノコ」とか、変なものばっかり出すけど、それがリコさんなりの愛情表現なんだろうな~と、子狐の頃の話を聞いて思った。

 店長の発言が気になる。シャミ子がたくさんの人を助けられるかもとか、いいほうにも悪いほうにも伸びる可能性があるとか。伊藤いづも先生の中では、一体どれくらい話が出来上がってるんだろう。


恋する小惑星 / Quro

 地学部の合宿で、一日目は地質標本館へ! 三日間の予定ということで、今回を含めて3話分、合宿の話をやるのかな。それでちょうど単行本1巻分がたまりそう。

 地質標本館でテンションの上がった桜先輩が可愛かった! 目的地に着く前からソワソワしてるし、やっぱり好きなんだなぁということがよく伝わってくる。こんな風に誰かが好きなものに夢中になってる姿って良いよね。

 みらが持ってきた石の鑑定でも、鑑定の様子を横で興味津々に眺めていたり、地質図の解説をネットで見られると聞いて喜んで説明を受けたり、今回は桜先輩が終始楽しそうだった。それを見ているだけでこちらも楽しい。イノちゃんの気持ちがよく分かる…


精霊さまの難儀な日常 / 琴慈 (ゲスト)

 第一印象は『ぽんこつヒーローアイリーン』みたいだなと。灯里(ともり)ちゃんが面白い子だった。おっとりしてて優しいところもあれば、一方で厳しいところもあったり。火の精霊サラちゃんが灯里ちゃんに振り回されるのが見てて楽しいので、次回も期待。


アニマエール! / 卯花つかさ

 漫画部の応援。これもチア部の部活動のうちなのねー。新鮮で面白い光景。花和ちゃんが有馬さんに抱き着かれるところとか、宇希とこはねが恋人つなぎで手つなぐところとか、ここだけ見たらチア部の活動とはとても思えない(笑)

 花和ちゃんの名前ネタ。ブログ書こうとすると、「かな」より「はなわ」のほうが変換しやすいのでやっぱりはなわちゃんが強い…


ぽちはおまわりさん / 七篠ねこ (ゲスト)

 動物たちが暮らす平和な村の、犬のおまわりさん。みんなしっぽが付いてて、犬や猫や兎のほかにフクロウさんもいて、すっごいもふもふ感!! もう最近こういう作品にすごく弱い。

 おまわりさんなんて要らないのでは? と思うくらいの、平和でほのぼのとした村の風景、村人たちの生活、子猫たちの迷子も「ごっこ」で、遊ばれていただけのぽちさんが可愛かった。ゲストにしておくにはもったいない良い作品だなぁ。

***

 現キャラット連載作品の中でも、『ネコじまにゃんだフル』が特にお気に入り。この気持ちをどこかにぶつけたい! 単行本1巻出るとしてもまだ先なので、それまでにこの作品を全力でオススメする記事を書きたいなー。





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