だいぶ遅れたけど特別編の感想! 明日から映画公開ということで、その前にまとめておかないと、気持ちがどっか行ってしまう。

 今回は、いずれ戦うことになる代表4校「阿知賀女子」「千里山女子」「新道寺女子」「白糸台」の様子が描かれていた。というわけで、各校別に感想を書くのがちょうど良さそう。


阿知賀女子

 阿知賀女子は全国のNo.2を倒して回る強化プランを実施、まずは、和のいる清澄高校が戦った、長野の龍門渕高校へ。衣とか、透華とか、実写だとこんな風なのね! 衣の現実離れした感+こども感が良いな。対局を後ろから眺めてるとき足バタバタさせてたりとか。全員が揃ってないのはちょっと残念だったけど、収穫はあった。

 長野県大会のビデオ。ここで清澄の情報も仕入れると。和が映ったところで、灼が「会ったことないけど戦ってもいいのかな」と言ってた。その疑問はごもっともだけど、穏乃たちはあまり気にしてないみたいね。穏乃が戦うことになるのは和ではなく、『咲-Saki-』シリーズの主人公、宮永咲。咲の試合になったところで、突然映像が途切れたのは、咲さんの力のせいなのか、それとも穏乃の…? 穏乃も結構危ないオーラ出してるよねここ…。まだ会ったことのない強敵たちの姿を見て「早くこの人たちと麻雀打ってみたい」と言う穏乃は良かった。この辺りの話を見てると、穏乃がただの麻雀バカに見えてくる。


千里山女子

 病弱な女の子、園城寺怜。SAの駐車場で怜が倒れたのを見て、すぐに走って駆け付ける穏乃がカッコよかった。道路を渡るとき車が来ていないかどうかちゃんと確認してるところがポイント高い。なお原作だとホットドッグを口にくわえたまま走っていた(危ない)。

 怜を中心に練習のスケジュールなどを決める「怜シフト」の話があった。読んだような読まなかったような記憶があやふやだったけど、原作読み返したらちゃんと載ってたね。しかしこの時点でここまで掘り下げてくるとは予想外だった。

 千里山女子の各メンバー、すごいなぁ。実写でここまで再現できるか!? と。病室での怜シフトの話とか、車内での会話とか、映画を見る前にここで見られて良かったかも。はやく麻雀打つところが見たい…


新道寺女子

 新道寺女子は今年のオーダーを決めるところから。みんな訛ってて何言ってるのか若干分からないところもあったけど、こちらも千里山同様、この時点でここまでやるとはびっくりである。

 やはり記憶があいまいだったので原作を確認。場面は少し違うけど、同じような会話をしてた。伝統的にエースを中堅に置く高校もあれば、大将に置く高校もある。でもたいていは伝統なんてクソくらえで、先鋒にエースを持ってくる。新道寺はそこでいつも打ち負けてしまうと、そんな話。原作から単に順序を変えて話を引っ張ってくるだけじゃなく、多少のオリジナルも含めて自然な形に再構成されてるのはすごく良い。哩は自分のせいで迷惑をかけた、みたいなことを言ってるけど、みんな哩のことを頼りにしていて、チームの絆も強い。前回も書いたけど、こういうエピソードを見ると、敵味方関係なく応援したくなってくるんよなー。

 ビジュアル的な再現度では、姫子が可愛いと思った。方言の再現度がどれくらいなのか気になる。自分は大阪出身だし、九州のほうの方言はさっぱり分からないけど、原作と比べるとあんまり違和感はないように思える。どうなんだろな。


白糸台

 白糸台もレギュラーの話をしてた。白糸台のレギュラー5人の決め方がちょっと特殊で、先代のやり方を受け継いでるとか、その考え方が正しいと照が証明したとか。それって『咲-Saki-』最新刊の内容じゃないのん!? 阿知賀編じゃなく本編の、17巻冒頭の話そのままでは。これは本当にびっくりした。

 スコアがプラマイゼロでも強い子って咲のことなんだけど、『阿知賀編』だけを見てる限りでは分かんないよなと。ただこの場面、照が「何かを見抜いて」今のレギュラーメンバーを決めたということが、今後の話のヒントになっている。この話をここに持ってきた理由はだいたいそんなところか。

 淡ちゃん良いね。白糸台で一番好きなコ。菫も結構菫感ある。お茶を飲んでまったりしている尭深は、喋らんかぁ。亦野は逆によく喋る。淡の「一見弱そう」は笑った。


ドラマ版の感想まとめ

 ドラマ『阿知賀編』ここまででもかなりの満足度! 否応なしに映画への期待が高まる。オリジナルが入ったおかげで、原作と展開が変わっている所も多少あるけど、原作で描かれていない合間の時間をドラマで良い感じに補完している所が実に素敵。自分のほうが読み込みが足りないくらいで、『阿知賀編』が『咲-Saki-』の正統なスピンオフ作品であるように、ドラマ版も『咲-Saki-』シリーズのメディアミックス作品の一つとして、ファンには一見の価値があると思う。

 例えば、今回龍門渕へ行って県大会の映像を見せてもらうシーン。原作だとビデオを見せてもらうところまでは描かれていなかった。しかし、その後話が進んで行くと、龍門渕高校で穏乃たちがビデオを見せてもらったことが分かるシーンがある。つまり、展開は変わっているけど、穏乃たちの行動には何も矛盾は起きていない。こういうところが良い。ちゃんと原作を読み込んで作られているのが伝わってくるし、信頼できる…。

 しかし映画には不安もある。なんといっても『阿知賀編』全6巻のうち、ドラマ版4話+特別編でまだ1巻しか消化していない(1巻も全部消化したわけでもない)という事実。映画はどういう構成になってるんだろう、予告映像辺りからだいたいこんな感じかな? と想像は付くものの、それにしてもちゃんと話としてまとまってるのか心配になる。アニメ版も1クールでは終わらずweb配信込みで少し遅れて完結したくらいだし、なんというか、うーん信頼できるとは言ったけども。

 何にせよもう明日が公開日だし、自分もすぐに観に行くのでもう少しの辛抱。良い映画になってると良いな。楽しめるといいなぁー。




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