『ネコじまにゃんだフル』のことを書きたい。いくら書いても、書き足りない気がする。とりあえず今回は、第1話から第6話まで。単行本でサブタイトルが付いたから、各話感想も書きやすくなった。


第1話 一人きりの入学式

 第1話はセンターカラーでのスタートだった。そのときのカラーページが、コミックスでも再現されてる。これは嬉しい! 『ネコじまにゃんだフル』のカラーイラストが大好きなのよ。色合いがとても綺麗だし、どこか温かみを感じるのが良い。もうね、コミックスで改めて見ると、色がめっちゃ綺麗に出てて感動した…!

 さて、お話の感想。クロはともかくとして、シロが割と最初から寧々子のことを先生として見てくれているのが好き。別に、シロの寧々子に対する好感度が最初からゲージMAXだった、とかいう話ではない。クロが寧々子のことを「ヘンタイだ!」と言ったのに、シロもおおむね同感っぽいし。でも少なからず期待や信頼も寄せていて、優しい顔で「信じてみようと思ってるよ」って言ったりする、そういうところが良いなぁと思うんよ。

 第1話からシロは怒り顔やら照れ顔やら、いろいろな表情を見せてくれる。クールデレの本領が出てくるのはまだまだこれからって感じだけど、その片鱗が早くも出始めているところも好き…


第2話 家庭訪問大作戦

 第1話で入学式に来なかった子たちの家に、寧々子が家庭訪問する回。結局上手く行かなかったけど、それはそれとして、みんなの家に行くというところは面白い。ここでクイズのお時間。何軒か家を訪ねて回ったけど、一体どれが誰の家なのか?

 スコちゃんの家は本人が出てきたから間違いない。その前の、寧々子が郵便受けを覗いていた家は、第7話でミケちゃんの家だと分かる。その前の2つの家が誰の家か分かんない。これから出てくるかな。シロクロが一緒の家に住んでるだけで、ほかの子はみんな(たぶん)一人暮らしだと思うんだけど…。みんなが学校に来てくれたとしても、家庭訪問はまたやってほしいなって。


第3話 嵐の日には

 シロとクロの寧々子への態度がガラッと変わる、きっかけの回。特にクロは、第1話~第3話の警戒モードが貴重で、あとになって読み返すと逆に新鮮。

 この第3話がすごく良い話で、『ネコじまにゃんだフル』で一番好きな話といっても過言ではないくらい大好き。いくらかシリアス成分強めで、この作品の魅力である「可愛さ」や「癒し」からはちょっと離れてるけど、それでもこんなに好きになれるのがちょっと不思議ではある。きっと普段の話で「可愛さ」や「癒し」が溢れているからこそ、たまに挟まれるシリアスな話にグッと来る……自然界の必然的法則かもしれない。

 シロクロの寧々子に対する印象が変わるのと同様に、読者の寧々子に対する印象もここで変わるはず。


第4話 心の距離

 ここからクロがめっちゃ可愛くなる! シロも寧々子のことを「先生」と呼ぶようになって、寧々子への信頼がより強くなったことが伝わってくる。しかし何と言ってもクロ、クロがめっちゃ可愛い…。もはや第3話までとは別人といってもいいくらい。

 「お風呂」とか「お布団」とか、第1話では寧々子との間に距離を感じさせていたようなアイテムが、ここでは距離が縮まったことを示すアイテムとして使われているのがグッド。先生とならお風呂入ると言い出すクロがものすごく可愛いし、クロが寧々子に甘えるのを見てシロが嫉妬したりとか、第3話とは打って変わって「可愛さ」や「癒し」に振り切ってるから、この話も大好き。第3話とセットで語りたい。


第5話 本日はカレー

 スコちゃんと仲良くなる回。私の大好きなスコちゃん。スコちゃんは可愛いを具現化したような子で、動作も可愛いし、私服も可愛いし、アニメ化したらきっと声も可愛いんだろうな~(願望)という印象がある。第2話、第4話にもチラッと出てきたけど、毎回違う私服を着てて可愛い。

 入学式の日学校に行けなかったことをシロに謝るシーンがある。学校に行くことをシロと約束していたのに、スコちゃんは怖くて結局行くことができなかったと。あの日学校に来たのはシロとクロだけで、ほかは誰も来なかった。その理由も少しずつ明かされていくけど、個人的には、学校に関してみんなの間でどんなやりとりがあったのか気になる。「入学式の日に学校に来る」ことをシロは全員と約束したのか? 個々に違うやりとりがあったりしたのか? そんな風にいろいろなことを考えてしまう。めっちゃ楽しい。


第6話 甘い初体験

 たい焼きを作って食べる回。この回も好き! これ以降の話でもたい焼きは何度も出てきて、気づけばこの作品におけるかなりの重要アイテムになっている。まさかそんなに何度も出てくることになるとは、このときは思わなかったなー。でもみんなで食べるとより美味しいって、この前の第5話でも言われてるし、たい焼きが寧々子と生徒たちをつなげる鍵のようになっていくのも自然なことかもしれない。

 この回で寧々子は、入学式を無事に迎えられたら陽芽ちゃんとビールを飲む、と約束している。入学式ができたときは、みんなでたい焼きを食べて、大人はビールを飲んで……ちょっとしたパーティみたいになるのかなーなんて思ったりして。


 後編に続く!


 こちらもどうぞ↓




にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
にほんブログ村