新刊読んだので!


第893話 C家36女フランペ

 カタクリとルフィの戦いに水を差すフランペ。そのせいで隙のできたルフィを攻撃したと知ったカタクリが、ルフィを刺したのと同じ場所…自分の腹をぶっ刺したのがカッコよかった。そうするのが自然だと、フランペの姑息な援護を利用してルフィを攻撃するのはフェアじゃないと、たぶんそういうことだろう。ルフィと同じところに傷を負い、ルフィと同じようにフランペに笑われる。言葉にしなくても、"ルフィと対等であろうとする"姿勢がよくよく伝わってきた。そこであのセリフだもの、カッコよく思うなというほうが無理…!!

 この話を読むと、連鎖的に過去のことをいろいろと思い出す。海賊の勝負に卑怯なんて言葉はない、それは、クロコダイルも言っていた。男どうしの戦いに邪魔が入るのは、ドリーとブロギーの決闘を思い出す。あのときとはまた状況が違うけどね…。ルフィとカタクリの立場が逆だったら、ルフィはカタクリと同じような行動を取っただろうか。


第895話 海賊ルフィvs.将星カタクリ

 ルフィのギア4・スネイクマン、バウンドマンよりは戦いやすそう。バウンドマンのときに使う大蛇砲(カルヴァリン)に特化したような感じ? 一発目を避けられても、腕がさらに伸びて相手を追いかける。ギア2の速度で。力技だなぁ。


第896話 最後のお願い

 倒れたカタクリの口元にルフィが帽子をかぶせるのが良かった。九蛇のときと同じ、カタクリがあの口を他人に見られたくないのを分かってて、隠してあげる。今のいままで戦ってた相手でも関係なく、そういうことができるって素敵。

 それと、倒れる前のカタクリの言葉。見聞色の覇気でも、海賊王になる未来までは見えないだろうけど、見聞色を鍛えすぎてちょっと先の未来が見える男・カタクリがあんなセリフを言うと、ルフィに対して負けを認めて出てきた言葉にも思える。


第898話 必ず戻る

 カタクリがルフィに敗れたということが、C家の人たちにはなかなか信じがたいようで。ちょっと話戻るけど第891話でルフィがカタクリを倒して出てくる&サンジが最高のケーキを作ると"信じられている"という話があったように、カタクリもまたルフィを必ず倒すとみんなに"信じられていた"んだなと思った。でもルフィが勝った…!!

 ルフィが出てくる鏡一枚残して、国中の鏡を割り、待ち構えていたオーブンたち。それでも、ルフィがカタクリに勝って出てくると思っていたわけじゃなく、カタクリから逃げて鏡から出てくると思っていた。最後までカタクリの勝利を信じて疑わなかった。こういう敵側の事情が描かれるのが好き。ルフィやサンジと同じように仲間にその実力を信頼されているカタクリ。"必ず勝つ"と信じられている男を、真っ向勝負で破って倒すって……めちゃくちゃカッコよくない!?!?


 というわけで、ルフィとカタクリの決着はついた。ビッグマムの暴走も止めた。サンジも取り戻した。あとは逃げるだけ! まだ逃げられないか…。もうそろそろ次の話に行くんだか行かないんだか行くんだろうか。カタクリを倒したことで、ルフィの懸賞金が上がるのかな?というのが自分的には気になるところ。

 感想は以上! もう次は90巻だって、びっくり。




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