AbemaTVの一挙配信で『Fate/stay night [UBW]』を久々に見た。放送当時は確か、ブログで各話感想は書いていなかった気がする。書いていたとしてもその当時の記事は全部消してしまったから見ようがないけども。

 3~4話ずつまとめて配信されているのを見たので、ツイッターでは数話分まとめて感想を書いた。ブログでは「ここが面白かったな」というところを3点くらいにまとめて書こうかなと思ったけど、どう考えても無理そう、書きたいことがいっぱいある! 順不同で、思いついた順に書くわ。


遠坂凛が可愛かった

 まず何といってもこれ! 凛ってこんなに可愛かったっけ、ってびっくりした。第13話で士郎に真顔で「好き」だと言われたときのうろたえっぷりとか、第16話で士郎がランサーに対し「凛に気安く近づかないこと」を条件に協力関係を結んだときの反応とか。普段は強気で、聖杯戦争に対し考えの甘い士郎を度々怒ったりするけど、一方で、士郎の素直な言葉に赤面する様子を見ていると、凛もなんだかんだ言って女の子なんだよなぁと思うのであった。

 凛は自分が士郎のこと好きだって分かってると思うんだけど、それを他人に指摘されると恥ずかしいらしい。ときどき、自分から士郎に迫って、士郎のほうが困惑する場面がある。そういうのを見ていると、凛は自分と士郎の関係を分かっていて、それを武器として利用しているような感じもある。にも拘わらず、不意に「士郎は凛が好き」という事実を突きつけられると顔が赤くなってしまうらしい。そういうちょっと油断したところがすごく可愛かった。

 気になるのが、士郎のことを「衛宮くん」と呼んだり「士郎」と呼んだりするところ。どういう違いがあるんだろう。何度も見てたらそのうち分かってくるかな…?


ストーリーに見ごたえがあった

 第0話から第25話までの全26話を通して、余計な部分なんてなかった気がする。過不足なく、それぞれの物語が描かれ、たったひとつの聖杯に収束していく。マスターやサーヴァントがたくさん死んでいくけど、死の描写もちゃんと描かれるところは好き。ランサーの死に様(=生き様)はとてもカッコいいなと思ったし、イリヤとバーサーカー一緒に死ねない(バーサーカーのほうが先に消えてしまう)のはちょっとつらいなと思った。

 物語は基本的に凛と士郎を中心に進んでいくけど、ほかのマスターやサーヴァントにもそれぞれの物語がある。前のマスターを自ら殺し、その後葛木に拾われたキャスター。サーヴァントを聖杯戦争の道具としてしか見ていなかったイリヤが、バーサーカーを認めるまでの話。衛宮士郎を殺したくて仕方ないアーチャー。様々なストーリーが内包されていて、話が進む度、別のキャラクターに感情移入せざるを得なかった。あれだけひどいことをしたキャスターも死に際になると惜しいなと思ったり、アーチャーと士郎どっちの肩を持てばいいか分からなかったり。

 何度も心を揺さぶられた。見ている間はずっと楽しかった。今書いたように、Fate/stay night [UBW]というひとつの作品の中にたくさんの物語が内包されているから、何度見直しても楽しめると思う。


士郎とアーチャーのこと

 アーチャーの正体が英霊となった衛宮士郎だと、彼は未来から召喚されたサーヴァントだということが後半になって分かる。でも見返してみると意外といろいろなところに伏線というかほぼ答えのようなものがあって驚いた。もう知っているから気づきやすいということもあるかもしれないけども。士郎が投影魔術を使えることを凛が知ったときとか、士郎が弓道部に所属していたって話とか……、初視聴時の自分はそんなに細かいところまで見てなかったなぁと。

 凛はアーチャーの正体に気づいた。そのことを踏まえて、凛がアーチャーといるときどんな風にしているか注目しながらまた見返したら楽しそう。ということを終わりのほうになってから思った。


オープニング/エンディング主題歌&映像

 OPは前期、EDは後期のほうが好き。

 前期OPはサビ直前のセイバーが剣を構えるところがカッコよくて好き。そしてそのあとに各サーヴァントどうしがぶつかり合う映像が流れるんだけど、ここがまたすごい! 目にもとまらぬ攻撃の応酬、ただ見るものを魅了する映像というだけでなく、音楽とも調和しているのがすごい。こんなの見せられたら、本編のハードルが上がってしまう。しかし本編の戦闘シーンも全然負けていないし本当にすごい。

 後期OPはAimerさんの歌う「Brave Shine」。Aimerさんの歌い方ってなんか独特で、どちらかと言われると、癖のない綾野ましろさんの「ideal white」のほうが自分は好き。でも後期OPも音楽と映像が見事に調和していて、そこら辺しっかり考えて作られてるんだろうなと思うと尊敬しかない。

 EDはどちらもKalafinaさんである。実を言うとKalafinaの歌が苦手なんだけど、後期EDは聴いていてすごく安心できるというか、改めて聴くととても聴き心地の良い楽曲だった。ちょっとだけ好きになれたかな。


声優さんについて

 キャスト、豪華だよなぁと思った。その中でもアサシン役の三木眞一郎さんが見事だった。第7話の「秘剣・燕返し」がめっちゃカッコいい! アサシン、佐々木小次郎、時代の反映なのか言葉遣いがちょっと変わってるけども、その喋り方が、三木さんすごく上手いと思うのね。

 アサシンとセイバーの戦闘前後のやりとり良かった。これ以外にも、剣や魔術での戦闘のその前後には口上でのやりとりがあって、声優さんの演技のすごさを実感させてくれる。その中でも特に三木さんの演技が好きだった。


あとがき

 久々に見た『Fate/stay night [UBW]』の感想は以上! うっかり勘違いで見逃してしまい、しかしどうしても続きが気になったのでAbemaプレミアムに加入(お試し・30日間無料)。そこまでして見た甲斐があった。

 2019年1月に劇場版『Fate/stay night [Heaven's feel] 』の第二章が公開されるらしい。第一章いつの間にやってたの!? なんかこのタイミングでTVアニメ版を見てしまったのが運の尽きというか、劇場版も少し気になってきた。途中から見るのはさすがにアレか。1月までに第一章見れたら見に行こうかなー。