年末恒例OP10選…もとい7選! 2018年に放送されたアニメの中から、好きなOP主題歌を「7つ」選んだ。できればちゃんと「10個」選びたかったけど、無理をしても仕方がないもんね。ここに選べなくて後から「いいな!」と思ったものがあったら、そのときにツイッターなりブログなりで語ることにする。

 毎度のことながら、作品によって見てるポイントに偏りがある。曲寄りだったり、映像寄りだったり。いずれにしても好き! 自分はこのOPのどこが好きなのか、考えながら文章書くのが楽しかった。

スロウスタート / ne! ne! ne!

歌:STARTails☆(近藤玲奈、伊藤彩沙、嶺内ともみ、長縄まりあ)

 サビのキャラ紹介が好き! ツイッターアイコンみたいな丸い枠に入った花名たちと、その周りに置いてある様々な小物。トップバッターの花名はぶるぶる震えていて、たまちゃんは枠に書いてある自分の名前を「TAMATE」から「TAMACHAN」に直す。かむちゃんの周りに置いてある小物の中にえーこちゃんの写真があったりとか…! さすがに一回で全部把握するのは無理があるけど、しっかり各々がどういうキャラクターなのか分かるように作られていて、見るのが楽しい!

 そのキャラ紹介の合間に挟まれるシーン。花名がサイコロ取り出してドヤるまでの、くるくる踊るようなたまちゃんの動き! この辺りめっちゃ動いてて、どこを見ればいいか分からない(たまちゃんしか見てない)。花名が穴にぽーんと落ちたとき、こっちを振り向くたまちゃんが可愛い(やっぱりたまちゃんしか見てない)。


ゆるキャン△ / SHINY DAYS

歌:亜咲花

 自分がアニメのOPやED映像を好きになる理由の一つに「スタッフ・クレジットが背景と同化している」というのがある。このOPは完全にそれ。スタッフの名前はローマ字で書かれ、背景に埋め込まれている。子どもの頃、ゲームのEDでスタッフ名が全部ローマ字で書かれてて「読めへん!」って思ったけど、このOP映像を見ると、全部ローマ字でも悪くないなぁと。正直「読めへん!」のは変わりないけど、むしろ文字だと思わないくらい背景と同化しているほうが、今の自分は好き。

 しかもこのOP、その「同化のさせ方」がすごくオシャレ! Bメロ部分の「景色」と「キャンプ道具」が交互に映される場面、キャンプ道具と一緒にスタッフクレジットが出てるけど、まるで道具の名前か説明書きみたいな感じで自然に溶け込ませていてすごい…! Aメロ部分の背景もすごく好き。文字情報が背景と完全に一緒になってて、その上背景と一緒に動く。面白過ぎる。


あまんちゅ!~あどばんす~ / Crosswalk

歌:鈴木みのり

 鈴木みのりさんの感情を込めた歌が心に響く素敵なOP…!

 聴けば聴くほどこの作品にぴったりの、良い歌詞だなぁと思う。きっと、てこから見たぴかりのこと…? 当たり前のようにそばにいるぴかりと、ずっと一緒にいたいという気持ち。それを優しく歌い上げる鈴木みのりさん。その歌声と音楽とを聴きながら、てこたちが4人一緒に夕暮れの道を歩いている(帰っているところ?)のを見ると、何かもうどうしようもない気持ちが溢れてくるの…! この気持ちは何!?


RELEASE THE SPYCE / スパッと!スパイ&スパイス

歌:ツキカゲ

 可愛らしさとカッコよさがミックスされた素敵な曲!

 11月の頭に感想記事を書いた。とにかく歌が好き。カッコいい曲と、言葉選びに楽しさを感じる歌詞、それを、可愛いだけじゃないスパイの女の子6人が華麗に歌う。本編の展開と合わせて、ちょっと歌詞を深読みしてしまうこともあったけど、それはたぶん、この作品のOPにふさわしい言葉・表現を選んだ結果だと思う。でも、歌詞を見ていろいろ考えるのも面白かった。

 歌をちゃんと聴くと、今度は映像があまり好きになれなくなって、ちょっと困った。別段悪くないんだけど、かっこいいんだけど…な! どうも、違和感というか、面白くないというか。作中の展開に合わせて、ずっと影になって見えなかった人物(裏切り者)が見えるようになったところは好き。


ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。 / ピンクレモネード

歌:三月のパンタシア

 作品の世界観そのままの可愛らしい映像と、ピアノの音が好き!

 まず、色使いが素敵! OPだけじゃなく、EDも、本編も基本的にそう。この作品に使われている「色」のセンスが良い。例えば原作だと単行本の表紙とか連載誌の表紙とか、いろんなところでカラーイラストが見られるけど、漫画の中身は大部分が白黒。でもアニメは原作にある部分もオリジナルの部分も全部カラーになる。この作品見てると、どこを見ても、その色使いがこの作品にぴったりで違和感なくてすごいよなぁって思う。

 「赤」とか「緑」とか「青」とか「オレンジ」とか名前のある「色」にも、濃淡とかの微妙な違いで様々な変化があって、「赤っぽい色」「緑っぽい色」いろんな「色」の中でも、『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』に合う色を選んで作られている。というか、こういう色がこの作品に合うんだなぁと気づかされたような感じ。アニメ放送中に原作を読み始めて、アニメと原作を交互に繰り返し見ていると、そんな風に「アニメの色素敵だな」って感じることが多くなった。

 具体的にOPでどこら辺が好きかというと、(1)冒頭のタイトルロゴの周り、(2)サビのみんなが列になって歩いているところの背景、(3)最後、ベルとミュリンの周りをケサパサや花が舞っているところの背景、辺り。

* * *

 それからピアノの音! サビ直前、ベルの頭にケサパサがとん・とん・とんって降ってくるのと、ピアノの音がシンクロしてるのが好き。サビでも、ピアノの音がシャラララって流れるのに合わせて、ケサパサが画面を横切ったりするのが面白い。ピアノの音自体も好きだし、+映像とセットで楽しめる要素があったりすると、なおのこと好きになる。


ゾンビランドサガ / 徒花ネクロマンシー

歌:フランシュシュ

 映像も、歌も、歌詞も、全部好き!

 まず、何故に戦隊モノ? さくらがゾンビに追われて、捕まってしまう。戦隊ヒーローになった仲間たちが、さくらを助けに来る。合間合間に、踊るゾンビや踊る幸太郎さん。最後は全員アイドルとしてステージに立つ。っていう流れを本編と、歌の歌詞と、重ね合わせて見ても最初はさっぱりで訳が分からなかったけど、その訳が分からなさが面白かった。最終回まで見ると意味を見出すこともできる…でも、初めて見たときの「意味分からんけど良い!」っていう気持ちも大切にしたい。

 歌詞がすごく良い。歌もかっこいい! 最初は、純子ちゃんの歌声がどれなのか分からなかった(本編で聴いてびっくりした)。割と自分にとって「あまり歌声を聴いたことのない声優さん」も何人か混じってるんだけど、みんな歌めっちゃ上手くない…? そう、歌が上手いといえば、種田梨沙さん復帰後ちゃんと歌を聴いたのも初めてだった気がする。やっぱり種田ちゃんは最高。

 TVバージョンに慣れてからフルバージョンを聴くと(みんな言ってたけど)、さくらの前説やSEがないのが寂しい!! 仕方ないので前説入りのTVサイズをiTunesで買ったけどSE入ってない! ってこの感情も割とびっくり。最初はタイトルを見て「見なくていいか…」と思っていたこの作品、気がついたらめちゃくちゃ好きになっていた、虜になった理由の一つは紛れもなくこのOP。


寄宿学校のジュリエット / Love with You

歌:fripSide

 花やキャラクターの「シルエット」を使った演出と、「動き」が好き!

 冒頭では花のシルエットにキャラが映る。サビでは絵をキャラのシルエットで切り取ったり、それがキャラの実像に変わったり。最後は犬塚とペルシアの二人がシルエットに変わりパッと弾けたあと、映像が文字の形に切り取られるような感じでタイトルロゴがすーっと現れる。全体的に、「シルエット(影)」という点に注目するとすごく面白い!

 そして「動き」! 細かい部分の動きが良い。例えば、男装ペルシアが一瞬映ってすぐパッと花びらになって散るのとか。例えば、舌を出すペルシア→シャル→蓮季→犬塚とパパパッと変わっていくところは、それぞれの仕草がすごく可愛い!! サビ入ってすぐの、双子の影がくるくる回りながら実体に変わるところも好き。特に冒頭の30秒くらいは目まぐるしく絵が切り替わって、その一瞬一瞬が見逃せない。ぜひ見てほしい!!