毎年「新米小僧の見習日記」さんで企画・集計・発表されている「話数単位で選ぶ、TVアニメ10選」企画に参加します!! 「2018年に放送されたアニメ」で「1作品につき1話まで」「順位は付けない」というルール。今年もギリギリだけど書けたぞ…!

 2018年放送でまだ見てない話数もいっぱいあるけど、どうしても書きたかったので見た範囲から10選選んだ。全部見ていたら年内に選別しきれなかったかも。OP/ED7選の各記事でも書いたように、後から見て「いいな」と思った話数があったらツイッターやブログでまたそのときに。良いお年を!

りゅうおうのおしごと! 第5話「天衣無縫」

 冒頭からいきなり修羅場。八一が天衣ちゃんに将棋を教えていたところに、あいちゃんがばったり遭遇してしまう。浮気現場…。そこでの「自信満々な天衣ちゃん」と「ちょっと押され気味なあいちゃん」っていう構図が、そのまま後半の二人の対局に重なるところが良い。

 天衣ちゃんとあいちゃんの嫉妬バトル面白かった。自分は将棋の対局はさっぱり分からないけど、この回の二人の対局もある意味嫉妬バトルだったんだと思うと、興味深く見えてくる。常に自信たっぷりで全開アピールの天衣ちゃんと、突然現れた新しい女にいつもの力を出せないあいちゃん。二人とも可愛いし好き。


ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第10話「愛する人は ずっと見守っている」

 お母さんが何日もかけてヴァイオレットに代筆させているのは、将来のアンへ宛てた手紙。きっと、お母さんはいつまでもアンを見守ってはいられない。でも手紙を書いておけばそれに近いことはできる。こうやって後々渡す手紙やメッセージをあらかじめ用意しておいて、数年、数十年にわたって大切な人に届ける……っていうタイプの話をほかでも見たことあるけど、その中でもこの『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の話が一番良かった。

 アンはお母さんと今一緒にいたい。体調が良くなくて、ときどき発作を起こしたりしながらもヴァイオレットとの作業を続けるのが、アンにはとても不安に映ったと思う。アンには分からないけど、視聴者として見ていると途中でお母さんのやろうとしていることに気づく。その上で、本当にそれがアンのためになるのか…ってちょっと考えさせられたりもした。でもお母さんが亡くなったあと、あのとき書いた手紙がアンのところに届き、手紙の内容が読み上げらると……きっとこれで良かったんだと思える。お母さんの選択は間違ってなかったと。

 この話は本当に素晴らしい。自動手記人形サービスによる手紙の代筆を描いた物語で、これは絶対外せないだろう…!と思わせるエピソード。ほかにも好きな話たくさあるけど、特に印象深い。


あまんちゅ!~あどばんす~ 第4話「秋とふわりふわりの幸せのコト」

 海に潜るアニメで空を飛ぶ話…という変則的な回だけどとても好き。

 てことぴかり、それぞれの秋の楽しみ方。てこは夢の中で、ホウキに乗って秋の空を舞う。前話の次回予告でホウキにまたがって飛んでるシーンがあって「ダイビングアニメでこれは一体!?」と気になったんだけど、なるほど夢の中の話だった。その世界でてこは「ここが夢の中だ」と自覚した上で行動してるのが面白くて、なんだか現実のてこよりも積極的になっているような。夢だけど夢じゃないような。見てて楽しいお話だった…!

 この回でてこの夢に出てきた女の子が、あとで現実で知り合うことになることりちゃんだったのね。これも面白い仕掛け。


プラネット・ウィズ 第8話「力、己にこそ宿る」

 小瓶はただのきっかけだった。眠れるサイキックを再び目覚めさせる虎居さんがカッコいい! 虎居さんは1話で宗矢に負けて小瓶を奪われ退場した……はずだった。でも実は「力の源」だと思われていた小瓶がなくても、サイキックは使える。その種明かしも好きだし、宗矢に負けたはずの虎居さんが今度は宗矢たちを守るために戦うっていう展開も熱い!

 危険が迫っているのに「戦わない」という宗矢を、のぞさんが守るところも好き! のぞさん優しい。主人公にも拘わらずこの回宗矢は守られてばかりだけど、自分はむしろそういうところが好きなんだと思う。宗矢がネビュラソルジャーとなって戦うところ、その良さも語りたいけど…! ざっと見直したところこの第8話が、自分の好みや、この作品の好きなところをよく反映してるかな。宗矢一人の戦いの物語じゃないんだよな。


ゾンビランドサガ 第2話「I♡HIPHOP SAGA」

 『ゾンビランドサガ』から何話を選ぶか非常に迷う! でも何かは選びたい。迷ったあげく、視聴後に見返して「やっぱり最高だな~」と思った第2話を。さくらとサキが突然ラップ対決を始める回。

 この頃はまだ『ゾンビランドサガ』の楽しみ方を探り探りで見ていただけに、衝撃が大きかった。これが、第2話!! 元々全然見る気なくて、TL見てたら気になって見てみたんだけど、この第2話で完全に引き込まれたと言っていい。そんな突然ラップ始めるとは全然思わなかったもの!! 第9話ラストのライブシーンもなかなかに衝撃だったけど、その頃にはすでに驚くというよりは「今回はそう来たか」みたいな感じで、期待とそれに応えてくれるアニメに満足するようになってた。でも第2話のこの時点では、どうなるのかまだよく掴めていなかったし、「微妙だったら見るのやめようかな」と思っていたかもしれない。まだ見始めたばかりだったからこそ、予想外ですごく面白かった。


ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。 第11話「ごっちん・IN・メリーランド」

 この作品は基本的に、AパートとBパートで毎回2本立てみたいな感じになってる。だからどの回が好きって決めるのがなかなか難しい…。AパートとBパートで関連性がある場合もあるにはあるけど…。そんな中で10選に選ぶとしたら、ほぼ全部「ごっちんとアザゼルの話」だけで組み立てられた第11話かな、と。

 アザゼルと親しくなりたいごっちん。でも「緊張するとトイレが近くなる」という体質のせいで、なかなかその願いは成就しない。この回ではジュースだと思ってワインを飲んでしまったごっちんが、酔って夢うつつの状態でアザゼルとちょっとだけ「普通に」お話しすることができた。本当に束の間の夢だったけど、アザゼルと話すごっちんはとても楽しそうだったし、何より久野ちゃんの演技がすごく可愛かった(これが最重要事項)。


寄宿学校のジュリエット 第4話「露壬雄と蓮季」

 この回で蓮季をすごく好きになった!

 蓮季は犬塚のことが好きだけど、犬塚はペルシアのことが好き。犬塚がペルシアを好きな気持ちは半端じゃなくて、もう蓮季の入る隙はまったくないって感じ。「可能性はゼロ」。そんな無情な現実を突きつけられる蓮季が可哀そうで辛い。それは一方で、犬塚のペルシアへの気持ちの強さを描いているわけでもあるけど、どうも自分は蓮季のほうに感情移入しちゃうんよなぁ…。

 犬塚は蓮季に嘘をつきたくないと思って、蓮季の気持ちに応えられないことを告げる。その素直さが、蓮季を追い詰める。蓮季は犬塚を罵って「嫌い」と涙ながらに言うけど、でもきっと「本心ではまだ犬塚のことが好き」そんな気持ちが痛いほど伝わってきた。蓮季をそんな風にさせる犬塚がこの回でめちゃくちゃひどい奴だなぁと思ったし、それでも翌日には犬塚と普通に接する蓮季が「強いな」と応援したくなった。蓮季役・佐倉綾音さん(あやねる)の演技にも惚れ直した!


RELEASE THE SPYCE 第7話「初芽より愛をこめて」

 個人的にこの作品は、雪とモモの師弟コンビ関係が一番好き。っていろいろなところで書いてるけど、今回選んだ第7話で描かれるのは初芽と五恵ちゃん。雪モモだと、最終話がすごく良かったし、第5話辺りも大好きなんだけど、全体を通してこの第7話で受けた衝撃は大きかった。雪モモ一筋だった自分に初芽と五恵ちゃんを好きにさせたエピソード!

 やっぱり、モウリョウの薬で自我を失っていたとはいえ、圧倒的な戦闘力で暴れる五恵ちゃんがカッコよかった! BGM、五恵ちゃんの鮮やかな手捌き、バタバタと組員をなぎ倒していくところは何度も見返した。五恵ちゃんは優しい子だけど、強い力も持っている子。この回はそんな五恵ちゃんの本当の姿を見せてくれたのが何より印象深い。


SSSS.GRIDMAN 第12話「覚醒」

 すべての謎が解けてスッキリした最終話。

 この作品は結構謎が多かったと思う。その中で、自分が一番気になっていたのは「どうやってアカネを救うのか」っていうことだった。怪獣と戦うグリッドマンはすごくカッコよかったし少年心を刺激されたけど、「グリッドマンの力」と「アカネを救うこと」が全然結びつかなかった。それに、アカネを救ったとして、その後どうなるのかも謎だった。この世界を作った神であるアカネを救うとはどういうことなのか、第12話でやっと具体的な答えが示されて、そうだ自分はこれがずっと見たかったんだ!と思った。

 演出面で面白い回とか、作画が爆発的にカッコいいところとか、10選候補になりそうな話には事欠かないグリッドマン。でも自分的には途中の話はどれも「面白い!」でも「気になる!」という気持ちが強くて、どうもモヤモヤして、ツイッターにも何て感想書いたらいいか分からなくなることもときどきあった。だからもう、これ以上気になることのない最終話を選ぶ。これがベスト。

 サブタイトルについて。第1話が「覚・醒」で、それからずっと「・」がサブタイトルを2つに分けていたけど、最終話は「覚醒」とこちらもスッキリ。この「・」はアレクシスだったんじゃないかと最近思っているところ。これを取り除いて、ちゃんとした形に直すのが、グリッドマンの使命だったんだと。そんな感じの解釈はどうだろう。


となりの吸血鬼さん 第12話「巡る季節と吸血鬼」

 第1話を思い出す素敵なラストシーン。森での出会いの再現に、ED主題歌を挿入するという演出! EDが良いと、たとえ最終回でも「いつもどおりEDを流してほしい!」って思うのが心情なんだけど、ソフィーちゃんと出会ってからのいろんなことを、灯が思い出を振り返るような形になっていたこの回のEDは、いつものEDと比べても負けず劣らず良かった。

 この作品もなかなか、ひとつに選ぶのが難しい。場面ごと、細かく分けると好きなところはいっぱいあるんだけど…。最終回も、「第12話が好き」というよりは、「ラストシーンがとても印象に残っていた」ので選んだ。髪が短くなったソフィーちゃんも可愛かったな。