面白かった! お店の危機と勘違いして宣伝活動を頑張るショコラたちも良かったし、何よりカカオとちよちゃんの小さな冒険が面白かった。

 ちよちゃんとの出会いは偶然で、カカオがいつの間にか迷子になってちよちゃんと走り回っていたことを、ショコラたちは知らない。こういうサイドストーリー的なお話が大好き。ショコラたちはショコラたちでいつもの日常を繰り広げ、その一方で…っていうね。


 カカオ、人のことめっちゃよく見てるなぁ! ショコラとバニラがショップカードを配っているのを見て、自分も真似しようとする。でも誰も受け取ってくれない。そこでチラシを配っている人を見て、自分も同じことをしてみる。カカオはあまり喋らないけど、人を見て行動に移す様子を見ていると、何考えているのか予測できて楽しい。

 ショップカードを勝手に持ち出したのは、これなら自分もできるって思ったのかな。お店には出られないし、外で配るのなら邪魔にならないと思ったのかも…? 何にせよカカオがそれをする前に、ショコラたちやご主人のことを見ているシーンが印象に残る。カカオなりに何か考えてるんよな


 街中で出会ったちよちゃんにたい焼きを分けてもらったり、カラスから逃げたり。「ネコ」のカカオと、「人間」のちよちゃんが、ネコにとって通りやすいところや、人間にとって通りやすいところをいろいろ通って逃げまくる様子がなかなか面白かった。どちらか一人だけだったら、もっと別のやり方もあったかもしれん。

 ちよちゃんは、カカオがあのお店にいるということも、カカオの名前も分かっているし、カカオもちよちゃんの名前を知っている。一緒に冒険もした。たい焼きも食べた。そんな二人にまた出会いがあったら嬉しいなぁと思う。どちらかというと今回のお話は「一話限りのお話」であるほうが個人的には好みだけど、まぁそれはそれとして。