『天晴爛漫!』第2話を見た。今回はブログに感想を書く。


 この一話を通して、それぞれにとっての「大切なもの」が見えたのが面白かった。他人から捨てろと言われても捨てられないもの、諦めろと言われても諦められないもの、アイデンティティというか信念というかなんというか、大事なものをみんな持ってるんだなぁと。


 天晴たちが大陸横断レースに出るのは、シャーレンから見れば無謀なこと。女のシャーレンがレーサーになるのは、男たちから見ればあり得ないこと。この2つは似ている。シャーレン「自分からレーサーの資質を捨てるようなことはしたくない」と語るように、天晴も「お前たちには出来ない」と言われようと大陸横断レースに挑み"勝つ"ことを信じる。


 小雨はシャーレンの話を聞いて「わかる」と思った。自分も、他人に捨てろと言われても、刀を簡単には手放せない。それが小雨にとっての「大切なもの」。

 天晴は「簡単なことは面白くない」と言った。難しいことに挑むこと、行ける可能性があるのならどこまででも行く、それが不可能かどうか他人には決めさせない。天晴にとって、わずかな可能性を辿って自分を限界へと連れていく挑戦の意志が、他人から「やめろ」とか「無理だ」とか言われても捨てられない大切なものなんだと思った。


 シャーレンがこの先どうするのか気になる。第1話の冒頭で、シャーレンも自分の車を走らせてたから、きっといつまでも雑用なんじゃなくて、レーサーになる夢をこの先も追い続けるんだろうけど、具体的にどうするのかなって。

 「大切なもの」ではあるけど、シャーレンは親に自分が店を継いだら嬉しいか尋ねるあたり、ちょっと揺らいでいるような。天晴が壊れた車を直していなかったら、その揺らぎに拍車をかけていたかもしれない。天晴との会話をきっかけに、それが一つの方向へ定まっていく…?